就職のため実家を離れたときは50代だった両親も今では60代後半となり、ちょっとしたことに老いを感じるようになりました。

皺が増えたり頭髪が薄くなったりという外見の変化はもちろんですが、父の運転にちょっと恐怖を感じたとき、「もう車での遠出は難しいな」とか、母がスーパーの惣菜や冷凍食品を大皿に盛っているとき、「昔は手の込んだ料理を作っていたのに」と、少し切ない気持ちになります。

「2人ともまだ元気だし、弟家族が近くに住んでいるから大丈夫だろう」とどこか他人事のように考えていた私ですが、
40代に突入し、自分ができることから率先してやっていこうと、やっと重い腰を上げることにしました。

3人の子どもが巣立った実家には使わなくなった電化製品や家具があふれていて、「いつ捨てるのだろう」「このまま捨てないつもりでは..」と、ずっと気になっていました。

そんな訳で、まずはここから着手!
壊れたまま15年以上放置していたデスクトップパソコンを専門業者に回収・廃棄してもらいました。
見た目も気持ちもスッキリ。

次に帰省するときは粗大ごみ処理券を買って、運び出しまでしたいなと思っています。
運び出しは力仕事なので、父か弟にしてほしいのですが、我が家の男たちは家のことに無関心なので、おそらく母と私がやることになるでしょう(ため息)。

本当は両親の足腰が元気なうちに実家の片付けを少しずつやっていきたいのですが、あまり急かすのも気がひけるので、相続の話と同じく、こちらも機会を伺いたいと思います。